あまくま blog

「沖縄無印美食　亞州無印美食系列２」
稲嶺恭子　著
ＴＯＫＩＭＥＫＩパブリッシング　刊

を読んだ。
沖縄の美食。
昔ながらのアンマー食堂、沖縄そば店、代々その味を伝えてきた沖縄料理店の数々、そして那覇の市場。
そんな、一度は足を運びたくなる沖縄の名店の味を、厳選して紹介している一冊。
この本の中で紹介されているお店は、リピーターの人達のみならず沖縄初心者でも、必ず訪れたことがあるであろう有名店ばかり。
でも、こうしてあらためて、そのすばらしさを再確認すれば、不思議ともう一度あの味に触れてみたくなることは必須。
しかしながら残念なことに、この本の中でも告知されているように、那覇泉崎の「大城食堂」が２月で閉店してしまうという。どうやら、老朽化が激しく、家主から取り壊しを伝えられ、閉店を決めたらしい。
昨年の１０月に、おいしいテビチを頂いたばかりだというのに。
こうして、また一店、守り続けてほしい味を失ってしまうことになってしまった。
仕方がないが、本当に残念だ。
あの忘れられない美食に再会することができる。
それが、沖縄に何度も通う理由の一つでもあるのだから。