デス・プルーフ2007/09/02 23:18

クエンティン・タランティーノ監督作、「デス・プルーフ」を観てきました。
すんげー面白かったです。
ストーリーもへったくれもない、まぎれもないB級映画。女子の笑える会話や、洒落た音楽、ぷんぷんする6~70年代の匂い、CGなしのカーチェイス等、何にも考えずに楽しめるバカ映画です。ほんとうにマニア向け。
「バニシング・ポイント」「ダーティメリー・クレイジーラリー」「バニシングin60」等が映画のセリフに出てきたけど、それら映画を観たことがある人(カーチェイス好きな人)には、とにかくお勧め。ほんとに映画オタクっぽいつくり方です。とにかく自分の好きなものを趣味で撮ったという感じ(脚とかね)。だが昔のブラックスプロイテーションやセクスプロイテーション等のグラインドハウス映画好きには、ものすごく面白い映画でしょうが、フツーの映画に慣れている人には好き嫌いが分かれるかな。
いきなりの「THE END」にはびっくりしたけど、逆にスカッと気持ちよかったぜ。
俳優陣も、皆イカした人たちばかり。特に、ダイハード4.0にもでてた、チアリーダー姿のメアリー・エリザベス・ウィンステッドはとってもキュートで萌え萌えでした~。
ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」も楽しみだなあ。フェイク予告編も観れるらしいし。

コメント

_ stonez ― 2007/09/03 19:15

タランティーノは、『スキヤキウェスタン ジャンゴ』でベネチアにも来るよ。
ちなみに私の『デス・プルーフ』についてのタラ・インタビューは、いまのELLEにのってるぞ。そちらに届いてると思うから、あけて読んでもいいぞ。

_ あまくま ― 2007/09/03 21:19

届いてないよー。

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_ 富久亭日乗 - 2007/09/17 22:58

★★★★☆  「キル・ビル」のクエンティン・タランテイーノが B級映画を模したカーアクションを撮った。 タランテイーノの映画は人によって評価が極端に異なるが、 この映画も然り。 原題は「Quentin Tarantino's Death Proof」。 「デス・プルーフ」というのは、スタントに使う「耐死仕様」の車だ。  「グラインドハウス」は、昔日本にもあったB級映画を 2、3本上映する映画館のことである。 この映画はアメリカなどでは 「プラネット・テラー」(ロバート・ロドリゲス監督)と合わせて、 2本で1つの作品として上映されたが、 本邦では多分興行側の都合で、 別々に上映される。 ※ここから先はストーリーに言及します※  テキサス州の2つの女の子のグループが 殺人狂のスタントマンに車で執拗に攻撃されるという話。  最初のグループは全員、 自動車事故にみせかけて殺されてしまうが、 後の女の子たちは殺されそうになるものの 猛反撃にでて、殺人狂をやっつける。 冒頭からしばらくは酒場のシーンが延々と続くが、 それがその後にある前半の山場を盛り上げる。 カート・ラッセルが変質者のスタントマンを うまく演じていた。  後半に出てくるスタントウーマン役のゾーイ・ベルは 本職のスタントだそうで、カーチェイスのシーンで体当たり演技を見せた。  事故ではなく殺人事件だと疑う保安官や、 車を売る不気味な男のもとに残された チアリーダー服の女の子が その後どうなったか一切説明しないが、 それもB級らしさを醸し出していた。  70年代っぽいコントラストのくっきりした映像や フィルムの傷、音飛びなど細部にこだわるのも 「オタク」のタランテイーノの面目躍如だ。  この映画、小奇麗な日比谷の「みゆき座」ではなく、 新宿3丁目の、今は亡き「新宿ローヤル劇場」 (「丸井ヤング館」になっている)で見たかっ

_ CHAOS(カオス) - 2008/01/01 23:23

『デス・プルーフ in グラインドハウス』

わはは!

タランティーノらしく、イカレてるね。

クレイジーでバイオレンスでエロい。

カーチェイスには真面目にハラハラ。

出てくるアメ車がかっこいい。耐死仕様ってのもすごいけど。

とにかくハチャメチャな...