あまくま blog

「沖縄へこみ旅」
カベルナリア吉田　著
交通新聞社　刊

を読んだ。
沖縄の旅で著者が出くわした、思いもかけない受難の数々を面白おかしく綴った一冊。
沖縄を旅したことがある人ならば、必ずといってもいいくらい、この本に書かれている脱力アクシデントを経験しているはずである。
この私も著者同様、いくつもその手の出来事に襲われたことがある。
交通篇・動物篇・気象篇・建物篇・食べ物篇・街角篇・安宿篇と、７章にわたってトンデモ話のつるべ打ちだが、読んでいて思わず「そうそう、そうなんだよ」と相槌を打ってしまいます。
でも、そのことで決して沖縄を嫌うのではなく、「これだから沖縄が好きなんだよ」と、読む人には好感をもって読んで欲しい「沖縄ヒネクレ日記」である。

タイミングのよいことに、今日新宿Naked Loftで、発刊記念の「旅の思い出オフレコ祭り2007 とても活字にできなかった、本当のへこみ話」というイベントがあるらしい。残念だが、今日行くのは・・無理。