花と流れ星2012/04/22 23:39

「花と流れ星」
道尾秀介 著
幻冬舎文庫 刊

を読んだ。
「骸の爪」に続く、真備シリーズの最新短編集である。
ミステリーとして事件の謎解きは重要ですが、
それだけではなく、登場人物の心理により重きをおいているため、余韻の残る仕上がりになっています。
派手さはないけど中身が濃いといった感じでしょうか。
収められた5編のうち、好きなのはやっぱり巻頭の「流れ星のつくり方」かなあ。