WBC観戦 ― 2009/03/09 23:40
ロッド ― 2009/03/11 23:30
武道館へ、ロッド・スチュワートの来日コンサートを観にいってきました。
なんと日本でのコンサートは13年ぶりとのこと。
自分は、シンガポールで10年くらい前に観て以来なのだ。
さすがに60歳をこえたロッドさんは、2時間のコンサートの間に1度10分の休憩を入れての進行。また合間合間にも、自分の娘の歌コーナーをいれたりして、大分体力的にはきついのではないかと想像してしまいました。でも年齢を感じさせないパワフルなコンサートだったのは確か。
観客席もかなり平均年齢は高かったようです。みんな座ったまま楽しんでいるという状態でした。
ロッドさんもよかったけど、バックバンドの女子サックス奏者カチュアさんがかっこよかったっす。
なんと日本でのコンサートは13年ぶりとのこと。
自分は、シンガポールで10年くらい前に観て以来なのだ。
さすがに60歳をこえたロッドさんは、2時間のコンサートの間に1度10分の休憩を入れての進行。また合間合間にも、自分の娘の歌コーナーをいれたりして、大分体力的にはきついのではないかと想像してしまいました。でも年齢を感じさせないパワフルなコンサートだったのは確か。
観客席もかなり平均年齢は高かったようです。みんな座ったまま楽しんでいるという状態でした。
ロッドさんもよかったけど、バックバンドの女子サックス奏者カチュアさんがかっこよかったっす。
冬木透コンサート ― 2009/03/13 23:24
東京オペラシティで行われたコンサート「冬木透 CONDUCTS ウルトラセブン」にいってきました。
ウルトラセブンをはじめ、ウルトラシリーズなどの円谷作品の音楽を多く作曲した冬木透氏が、自身初めて指揮をとるコンサートなのだ。
演奏は東京交響楽団。
今回演奏された楽曲は、「交響曲ウルトラコスモ」という作品と「交響詩ウルトラセブン」の2作が中心。
この2作の演奏の合間には、ゲストトークショーとして、森次晃嗣・ひし美ゆり子・満田かずほ監督・飯島敏宏監督が登場。司会には桜井浩子という豪華メンバー。予想通り、ウルトラセブン最終回のダンとアンヌの寸劇もあり、涙がちょちょぎれそうでした。
後半には中西圭三さんによる「ウルトラ警備隊の歌」。そしてラストは「ワンダバメドレー」で大盛り上がり。当然、ウルトラセブンも参上して会場を湧かしてくれました。
こういったテレビの劇伴を、生でしかもフルオーケストラで演奏するというのは、迫力があってとても素晴らしかったです。
ウルトラセブンをはじめ、ウルトラシリーズなどの円谷作品の音楽を多く作曲した冬木透氏が、自身初めて指揮をとるコンサートなのだ。
演奏は東京交響楽団。
今回演奏された楽曲は、「交響曲ウルトラコスモ」という作品と「交響詩ウルトラセブン」の2作が中心。
この2作の演奏の合間には、ゲストトークショーとして、森次晃嗣・ひし美ゆり子・満田かずほ監督・飯島敏宏監督が登場。司会には桜井浩子という豪華メンバー。予想通り、ウルトラセブン最終回のダンとアンヌの寸劇もあり、涙がちょちょぎれそうでした。
後半には中西圭三さんによる「ウルトラ警備隊の歌」。そしてラストは「ワンダバメドレー」で大盛り上がり。当然、ウルトラセブンも参上して会場を湧かしてくれました。
こういったテレビの劇伴を、生でしかもフルオーケストラで演奏するというのは、迫力があってとても素晴らしかったです。
ニライカナイから届いた言葉 ― 2009/03/15 21:30

「ニライカナイから届いた言葉 声に出して味わいたいウチナーグチ」
我部政美 著
講談社 刊
を読んだ。
沖縄の言葉。
日本の方言の中でも、かなり独特な方言の一つではないかと思われる、このウチナーグチ。
そんなウチナーグチを、様々なジャンルから拾い上げ、日常のシチュエーションにあわせて、作者のエピソードをからめて紹介している一冊。
沖縄のことわざである黄金言葉(くがにことば)や琉歌の一節、日常会話で使われている言葉、ウチナーヤマトグチまで、かなりの数が紹介されているのですが、とにかく文字にして表記されても、どう読んでいいかわからないものが多数。
発音の仕方やイントネーションがほとんど想像不可能です。CDやSDなんかで、音声もつけて欲しいと思ってしまいました。
でも内容としては、沖縄出身の作者が上京して、標準語とウチナーグチのギャップや勘違いにとまどうエピソードが面白い。
また、黄金言葉による沖縄独自の、含蓄あふれる教訓の数々、戦争に対する作者の想いなどが綴られていて、読んで飽きのこない一冊です。
我部政美 著
講談社 刊
を読んだ。
沖縄の言葉。
日本の方言の中でも、かなり独特な方言の一つではないかと思われる、このウチナーグチ。
そんなウチナーグチを、様々なジャンルから拾い上げ、日常のシチュエーションにあわせて、作者のエピソードをからめて紹介している一冊。
沖縄のことわざである黄金言葉(くがにことば)や琉歌の一節、日常会話で使われている言葉、ウチナーヤマトグチまで、かなりの数が紹介されているのですが、とにかく文字にして表記されても、どう読んでいいかわからないものが多数。
発音の仕方やイントネーションがほとんど想像不可能です。CDやSDなんかで、音声もつけて欲しいと思ってしまいました。
でも内容としては、沖縄出身の作者が上京して、標準語とウチナーグチのギャップや勘違いにとまどうエピソードが面白い。
また、黄金言葉による沖縄独自の、含蓄あふれる教訓の数々、戦争に対する作者の想いなどが綴られていて、読んで飽きのこない一冊です。
大島渚著作集 ― 2009/03/17 21:48

「大島渚著作集 第3巻 わが映画を解体する」
大島渚 著
四方田犬彦 編
平沢剛 編
現代思潮新社 刊
を読んだ。
大島渚監督の「日本の夜と霧」上映打ち切りに対する自信の抗議文から「御法度」のインタビューまで、監督自身が執筆した自作に対する自註的文章を収めた一冊。
最初の抗議文からそれ以降、かなり過激な文章が続くが、60年代から70年代そして「戦場のメリークリスマス」頃になると、その過激さも鳴りを潜め、大分落ち着いた文章になってくるのは、時代の流れなのか、それとも監督としての成熟度なのか。とにかく監督のすべての作品に対する強い思いが伝わってくる。
しかし、自分の作品に対して、単に注釈にとどまらないこれだけの文章を残してきた監督がいるだろうか。
映画監督と作家とはイコールなのだと、つくづく思い知らされた。
巻末に収録されている未発表シナリオ「日本の黒幕」は、かなり面白かった。大島監督によって映像化されていれば、きっと傑作というか異色作になっていただろうに。
大島渚 著
四方田犬彦 編
平沢剛 編
現代思潮新社 刊
を読んだ。
大島渚監督の「日本の夜と霧」上映打ち切りに対する自信の抗議文から「御法度」のインタビューまで、監督自身が執筆した自作に対する自註的文章を収めた一冊。
最初の抗議文からそれ以降、かなり過激な文章が続くが、60年代から70年代そして「戦場のメリークリスマス」頃になると、その過激さも鳴りを潜め、大分落ち着いた文章になってくるのは、時代の流れなのか、それとも監督としての成熟度なのか。とにかく監督のすべての作品に対する強い思いが伝わってくる。
しかし、自分の作品に対して、単に注釈にとどまらないこれだけの文章を残してきた監督がいるだろうか。
映画監督と作家とはイコールなのだと、つくづく思い知らされた。
巻末に収録されている未発表シナリオ「日本の黒幕」は、かなり面白かった。大島監督によって映像化されていれば、きっと傑作というか異色作になっていただろうに。
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