ウルトラマンと「正義」の話をしよう2011/07/14 22:00

『ウルトラマンと「正義」の話をしよう』
神谷和宏 著
朝日新聞出版 刊

を読んだ。
初代ウルトラマンから平成ウルトラマンまでの数々のエピソードを題材に、現代社会における「正義とは」という問題提起を軸に考察をしている一冊。
正直、最初にこの本を手にとった時は、過去散々論じられてきたものの焼き直し程度かと思っていたのだが、そんなことはなく、本書は今までと違った視点からアプローチをしており、もう一歩踏み込んだところまで思考を広げた、なかなか面白い内容になっていました。
著者は現役の中学校教師だそうで、授業の中で「ウルトラマン」の本編を上映し、教材にしているそうです。そんなこともあってか、とっても解かりやすく論旨が纏められています。
この著者、以前NHKの番組でも紹介されていましたっけね。
私と同じ大学出身ということで、ちょっと贔屓めにプッシュさせていただきました。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://amakuma.asablo.jp/blog/2011/07/14/5955664/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。