佐藤勝の音楽 ― 2007/06/12 21:22
「佐藤勝 銀幕の交響楽(シンフォニー)」
小林淳 著
ワイズ出版 刊
を読んだ。
佐藤勝氏が作曲家としてデビューしてから1999年にお亡くなりになるまで、氏が携わった映画音楽を詳細に解説した、かなり読み応えのある一冊。音楽を文章で表現するということでは結構画期的な書なのではないかと思う。
著者の小林淳氏は、佐藤勝氏の作品に対して評価が高すぎるというか、持ち上げすぎなのではないのか、といった書評が朝日新聞に載っていたが、私のように佐藤氏の映画音楽(映画作品)を愛する者にとっては、それもアリなのである。
私が佐藤氏の作品と初めて出会ったのは、多分、岡本喜八監督の「肉弾」だったと思う。それを期に岡本監督の映画を追いかけ、当然佐藤氏の音楽も追いかけることになる。さらに五社英雄監督作や、それまでに観た映画のちょっと気になった音楽が、ほとんど氏の作曲だったりして更にハマってしまったのである。
数年前、CD全集「映画音楽 佐藤勝作品集」全17巻が発売になった時は、狂喜乱舞したものだった。久しぶりにCDを聞きなおしてみようか。映画もまた観たくなった。
小林淳 著
ワイズ出版 刊
を読んだ。
佐藤勝氏が作曲家としてデビューしてから1999年にお亡くなりになるまで、氏が携わった映画音楽を詳細に解説した、かなり読み応えのある一冊。音楽を文章で表現するということでは結構画期的な書なのではないかと思う。
著者の小林淳氏は、佐藤勝氏の作品に対して評価が高すぎるというか、持ち上げすぎなのではないのか、といった書評が朝日新聞に載っていたが、私のように佐藤氏の映画音楽(映画作品)を愛する者にとっては、それもアリなのである。
私が佐藤氏の作品と初めて出会ったのは、多分、岡本喜八監督の「肉弾」だったと思う。それを期に岡本監督の映画を追いかけ、当然佐藤氏の音楽も追いかけることになる。さらに五社英雄監督作や、それまでに観た映画のちょっと気になった音楽が、ほとんど氏の作曲だったりして更にハマってしまったのである。
数年前、CD全集「映画音楽 佐藤勝作品集」全17巻が発売になった時は、狂喜乱舞したものだった。久しぶりにCDを聞きなおしてみようか。映画もまた観たくなった。








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