シナリオ無頼2010/03/10 21:58

「シナリオ無頼 祭りは終わらない」
中島丈博 著
中公新書 刊

を読んだ。
脚本家・中島丈博が、自身の生い立ちとともに、現在まで手がけてきた映画・テレビの脚本にまつわるエピソードを綴った一冊である。
中島丈博といえば、テレビでは「牡丹と薔薇」「五瓣の椿」、映画ならATGの「祭りの準備」「津軽じょんがら節」「郷愁」、にっかつの「古都曼荼羅」「女教師」等が個人的にはお気に入りの作家である。
当書には、以上のような作品についての記述は僅かであり、それ以外の作品、たとえば大河ドラマ「草燃える」といったNHKの作品群に思い入れが深いようである。それだけ紆余曲折を経て出来上がった作品だからなのであろう。他にも、とにかく氏の作品には何らかの問題点がからんで出来上がっているものが多いようである。
また、氏の家族特に父親の存在が、作品にかなり反映されているというエピソードは、今後作品を観る機会毎に思い出させられることであろう。

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