偏屈老人の銀幕茫々 ― 2008/06/23 17:18
「偏屈老人の銀幕茫々」
石堂淑朗 著
筑摩書房 刊
を読んだ。
脚本家としての石堂氏の作品は、今まで何作か見てきたが、このような著作モノを読むのは今回初めて。
この書で文筆活動の仕事を終えますと述べているためか、内容は自分の半生をかなりあからさまに、そしてかなりの毒舌でもって語っている。
今村昌平や浦山桐郎、実相寺昭雄との交流録から知られざる私生活が暴露されていて、文章の端々からもう後は冥界へ行くだけといった感が伝わってくる。
しかし、脳梗塞と心筋梗塞を患ったにしては、まだまだお元気そうで、せめて最後にもう一本ドラマの脚本でも書いてほしいものである。
石堂淑朗 著
筑摩書房 刊
を読んだ。
脚本家としての石堂氏の作品は、今まで何作か見てきたが、このような著作モノを読むのは今回初めて。
この書で文筆活動の仕事を終えますと述べているためか、内容は自分の半生をかなりあからさまに、そしてかなりの毒舌でもって語っている。
今村昌平や浦山桐郎、実相寺昭雄との交流録から知られざる私生活が暴露されていて、文章の端々からもう後は冥界へ行くだけといった感が伝わってくる。
しかし、脳梗塞と心筋梗塞を患ったにしては、まだまだお元気そうで、せめて最後にもう一本ドラマの脚本でも書いてほしいものである。
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